FC2ブログ

いぬ×ねこパステル日記

~パステルと色えんぴつで動物を描く~

2016/01/08(Fri)

イベントのお知らせ




すっかり更新が滞ってすみません。






来月ですが、今年もドイツ館で開催される、「フリーデンスフェスト」に参加します。

「フリーデンスフェスト」とは、

ドイツにある、戦争や内乱で傷ついたいろんな国の子どもたちを救済する組織『ドイツ国際平和村』の活動を

支援するためのチャリティーイベントです。

去年のイベント記事→☆



20151228162650b33.jpg



2016年2月21日(日)

鳴門市ドイツ館
〒779-0225
徳島県鳴門市大麻町檜字東山田55-2

また日が近づいたら、詳しい内容を案内させていただきます^^








話は変わりますが、下の写真は、ボストン美術館に収蔵されている、

三代歌川広重『百猫画譜』の絵がプリントされたクリアファイルです。

ねこづくし



三代歌川広重といえば、ちょうど明治の文明開化の華やかな浮世絵を想像されるかたも多いと思いますが、

私は猫です(笑)

この猫の絵を見て、私はずっとずっと不思議に思っていたことがありました。


それは猫の尻尾です。


広重の描いた猫は、どの仔もしっぽがとっても短いのです。

ちょっと長めの仔もいますが、少数派で、

マネの描いた猫の尻尾なんて、ものすごく長い。

「なぜだ~なんで昔の猫の尻尾はこんなウサギみたいに短いんだ??」とあれこれ想像していたのですが、

先日、ひょんなことからその謎がとけました。


猫医者に訊け01


それが『猫医者に訊け!』という本で、

著者の猫のお医者さんの鈴木真先生は、

くるねこ大和さんのかかりつけの先生で、

イラストもくるねこ大和さんが描かれています。


猫医者に訊け


そこでたまたまその答えが分かりました。

なんと脊椎の形成異常で、

アジア(日本や韓国)の猫にみられる遺伝的な特徴だったんです。

たしかに明治期は、まだ洋猫は日本に輸入されていません。


私の好きな竹内栖鳳の「班猫」は、大正13年に描かれましたが、

そのころでも、まだ洋猫は輸入されておらず、

洋猫の特徴であるエメラルドグリーンの眼をした「班猫」は、

旧い日本画と新しい洋画を融合した新しい絵を描こうとしていた栖鳳の創造といわれています。

栖鳳は、パリ万博に派遣されたとき、

他の人が考えもしなかった考え方をします。

日本画に洋画の描写を取り入れようと考えました。

そして、ベルギーの動物園に立ち寄り、入念なデッサンをし、

日本では麒麟や龍と同じような空想の世界の生き物だった獅子(ライオン)を、

帰国してから日本画でリアルに描き上げ、

当時の人々を震撼させます。

そしてその技法は、

日本画家からも、洋画家からも受け入れられず、はげしく批難されます。

それでも旧いものから新しいものを生み出そうとした

彼が行き着いた絵が「班猫」です。

猫のモデルはもちろん日本の和猫。

でもそこにはピカソ並みの、いろんな角度からみた猫が一匹の猫として描かれ、

エメラルドグリーンの眼という洋猫の特徴も取り入れられています。

世間から受け入れられずとも、信念を曲げず、

新たな日本画の道を切り開いた栖鳳。

あらためて栖鳳のすごさを思い返しました。


まとまりのない話になってしまいましたが、

尻尾の長さから「班猫」へと、いろんなことを連想してしまい、ちょっと面白かったです。

ますます「班猫」が好きになりました。



スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿

  • URL
  • Comment
  • Pass
  • Secret
  • 管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURL:https://dankohaku.blog.fc2.com/tb.php/372-9b620beb

展示会のお知らせ

いぬ×ねこ展

「BODY展」(恵比寿 弘重ギャラリー)

 2019年8月6日~11日

11:00~19:00(最終日は17:00まで)

プロフィール

川口えつこ

Author:川口えつこ
屋号「アトリエいぬ×ねこ」
パステルと色えんぴつで動物(おもにイヌネコ)の絵を描いています。
日々の出来事といっしょに、創作活動の紹介もできればと思っています。

カレンダー

07 | 2020/08 | 09
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

ご感想☆メッセージ

絵のご依頼も承っています お気軽にお問い合わせください

名前:
メール:
件名:
本文:

リンク


このブログをリンクに追加する

里親さま募集サイト


いつでも里親募集

ネコジルシ猫の里親募集のページ

ペットのおうち
「ペットのおうち」

カテゴリ

未分類 (20)
日記 (500)
創作活動&作品展 (186)
観に行った展示会 (42)
シャルル (10)
素描 (9)

月別アーカイブ

検索フォーム

最新記事

最新コメント

QRコード

QR